いつもプジョー所沢のブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
ショールームアシスタントの北川です。
PEUGEOTといえば
エンブレムのデザインが特徴的ですよね。
多くの車メーカーがシンプルなデザインを採用している中
プジョーはちょっと複雑なマークを使っているようにも思えます。
「2本足で戦うライオン」
現在ではこのようなスタンディングポーズをとっているライオンですが
そもそもなぜ、プジョーのエンブレムは
「ライオン」なのか?
昔々、「プジョー兄弟社」最初の商標ロゴは
4本足で「矢」の上に乗っているライオンのデザインでした。
現在のエンブレムより野生のライオンに近いですね。
なんだかレトロでオシャレにも感じられます。
このころは、ノコギリ、コーヒーミルなどの金物製品や
ミシンなどの生産をしていたプジョー。
その「ノコギリの刃の品質」をあらわすために
連想づけられたのが「ライオン」であったそうなのだそうです。
当時製造していた
工具の品質の違いをあらわすために
3つのデザインが申請されたといいます。
■ライオン 最高級
■三日月 高級
■手 標準
ライオンが「最高級の品質」を表しています。
三日月というのも、エレガントで素敵ですね^^
その「ライオン」に込められた意味
がこちらです。
◆堅牢なノコギリの刃はライオンの歯のごとく
◆ノコギリの刃のしなやかさはライオンの強靭な肉体のごとく
◆ノコギリの刃の切れ味は獲物に飛びかかるライオンのごとく
製品の「鋭さ」「強靭さ」「しなやかさ」は現在の
車作りにも受け継がれている大切な信念とであり
動物の王者であるライオンをモチーフにすることから
誇りを持って製品を作っていたと感じますね。
創業より200年を迎えた現在も輝き続ける「ライオン」には
「最高級の品質をみなさまに!」というステキな思いがこもっているのですね。
このように、ライオンの頭部のみのエンブレムもありました。
これが初めてプジョーの「自動車」に採用されたエンブレムとなりました。
現在の「2本足で戦うライオン」のエンブレムは
当時プジョーの「自転車」に使われていました。
後に、自動車のエンブレムも「2本足で戦うライオン」に変わったのです。
(2002~)
現在馴染みのあるこのエンブレムの起源を辿れば
もともと自転車に使用されていたのは驚きですね。
2010年
プジョーは創立200周年を迎え
その際にエンブレムデザインを一新
いたしました。
これが現在のものですね。
全体的に丸みを帯びたフォルム、近代的なデザインになりましたが
「しなやかさ」「鋭さ」「強さ」というプジョー根源のメッセージが残っているように感じられます。
長い時間をかけてますます洗練されたプジョー。
これからもっともっと進化を遂げて
私たちをワクワクさせてくれることでしょう(*´▽`*)!
楽しみですね~~!
ではでは今回はここらへんで。
北川でした。