おはようございます。こんにちは。こんばんは。サービスメカニックの大室です。
盆じゅーる。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
わたくしはお盆のお休みをいただきまして、昨年と同様にアメリカのラスベガス、グランドキャニオン、モニュメントバレー、ザイオン国立公園に行っておりました。
ラスベガスでは気温が約40~43度とかなり高温。しかし、湿気が全く無くベタベタとした汗はほとんどかくことはありません。
ですが日本に帰ってくると、あらびっくり。
お盆休み中は連日雨とのこと。
いったいいつまで雨なのでしょう・・・・
さてさて、そんなさなか今回はエアコンのもっとも冷える操作方法をお教えいたしましょう。
まず気温が30度を超え、日差しがものすごく強い日などは大抵車内は信じられないほどの温度に。
そんなときにはエアコンの設定温度は一番下の冷える位置にして風量は最大にすることが多いと思います。
設定温度もMAXまで下げて風量も最大にすれば一番冷えるんじゃないの?と思っている方は多いと思います。
ですがそれは間違い。
今回308のエアコンの吹き出し口に温度計を差し込んで測って見たのでご覧ください。
まずは・・・・
設定温度:LOW(14度以下)
風量:最大
エンジン回転数:2000回転
導入空気:外気循環
この設定の時のエアコンの吹き出し口の温度は最も冷えて11.7度。
この時の外気温度は36度(左上)に対して11.7度はかなり冷えていると思います。
ですが、この設定のままで車を使用するよりももっと冷える設定があるのです。
その設定は・・・
設定温度:LOW(14度以下)
風量:約半分(羽根のマークが約半分)
エンジン回転数:2000回転
導入空気:内気循環
です。
え?
風量は最大じゃなくていいの?と思うかも知れませんがこちらをご覧ください。
外気温度は36度のところ、なんと内気の吹き出し口の温度は4.4度!!!
風量が最大の時よりも-7.3度も低くなっております。
このまま使用していると、窓ガラスが結露してしまうほどの冷風。
かなり冷えていることがわかります。
ですが熱気ムンムンの車内を素早く冷ますには、風量を下げればいいと言う訳ではございません。
なので・・・
車内が暑くなっている場合はまず、全ての窓を全開にして風量を最大にし、外気循環で車内の熱気を外に逃がす。
そのあと、窓を閉めて風量を弱めて約半分に。この時冷たい風を循環させるため内気循環にします。エンジンの回転数は2000回転をキープしておくと良いでしょう。
ここ最近は雨続きで涼しい日が続いておりますが、もう少しすれば天気が回復して暑くなる日が来ると思いますのでその時はぜひお試し下さい。
それではまた次回~~