こんにちは。
本日の担当は営業部丸田です。
突然ですが、問題です!
『パンダの尻尾は何色でしょう?』
さてさて、お考え頂く合間に今日はパンダに関する話を1つ・・・
<パンダはなぜ白黒なのか?>
これは、まだ動物と人間が友達だった頃の話。
そして、パンダの体が真っ白だった頃の話です。
昔々、ある村に小さな女の子がいました。
女の子の一番の友達は小さな子パンダです。
女の子と子パンダは野山を駆け回ったり木に登ったり、どんな時も一緒に過ごしていました。
そんなある日、いつものように女の子がパンダとの待ち合わせ場所に行くと・・・
子パンダが猛獣に襲われているではありませんか!
女の子は無我夢中で駆け寄り、必死でパンダを庇いました。
どれぐらい時間が経ったのでしょう。
いつしか猛獣は諦めて藪の中に消えていました。
子パンダは女の子の勇気ある行動で助かったのです。
しかし・・・
女の子は瀕死の重傷を負いました。
そして数日後、周囲の人達の必死の看病も空しく、とうとう女の子は息を引き取ってしまったのです。
葬儀当日。
パンダ達は喪に服す意味で、手足と胴に黒い墨を塗って式に参列しました。
パンダ達が悲しみのあまり頭を抱えると、手に塗った墨で耳が黒く染まりました。
そして、少女がいよいよ出棺される段になると、周囲の目も憚らずさめざめと泣き始め、涙を拭っているうちに目の周りが黒く染まったのです。
その姿こそが現在のパンダの模様・・・
それ以来、パンダ達は女の子の死を悼み続けているのです。
この話は中国の古い民話です。
どこの地方でしたか・・・
記憶が定かではありませんが、科学的根拠がない話だと判る今の年齢になっても、なんだかこの話には惹かれます。
小さい頃に聞いた話は、案外記憶に残りますよね。
そうそう、一番最初の問題の解答を。
上の話をご覧になった方はもうお分かりでしょうか。
答えは・・・・白です!
父:坊や、お父さんは今日からパンダになるよ。
子:パパ!!
僕、パンダを見たことがないけど、黒い部分が違う気がするよ。
父:坊や、パンダだよ。
子:・・・・