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プジョー所沢

住所埼玉県所沢市上新井2-81-11
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TEL04-2940-8500

営業時間ショールーム 10:00~19:00
サービス工場 10:00~19:00

定休日5月店舗休日
毎週火曜日、5月8日(水)
※4/30(火)、5/7(火)・5/8(水)はゴールデンウィーク休業とさせていただきます。5/2(木)~5/6(月)はショールームのみ営業しております。

アクセス方法国道463号バイパスと県道179号が交わる大六天交差点より入間方面へ50m先にショールームがございます。入口は463バイパス沿いに面しています。

電車でお越しの際は
 ・西武池袋線 小手指駅
 ・西武新宿線 新所沢駅
の送迎も行っておりますので、お気軽にお申し付けくださいませ。


小手指駅からバスのご利用は
西武バス『金子駅入口』行または『内手』行 にて
『大六天北』下車、徒歩2分です。

スタッフブログ

プジョー所沢ダム倶楽部 活動報告13

[2018/03/25]サービススタッフ   サービススタッフ
プジョー所沢ダム倶楽部 活動報告13
おはようございます。こんにちは。こんばんは。サービスメカニックの大室です。




花粉が飛散しております。悲惨です・・・・。

一度、目に手をやると止まりません。痛くなるまでかいてしまいます。

鼻から自然に鼻水が出てきます。

自分の鼻からティッシュがびちょびちょになるほどの鼻水がどうして出るのかわかりません。

つらいです。







よし。







ここから、ちゃんとブログ書きます。







前回に引き続き、宮古島のダムについて書いていきたいと思います。




前回のブログでは、目に見えない地下ダムについて少し紹介いたしました。




はじめに行ったのは砂川地下ダム。




そして、次に向かったダムも・・・・・







・・・・・・




・・・・・・




・・・・・・




・・・・・・







はい、これ!!









プジョー所沢ダム倶楽部 活動報告13
ダムです。




見えません。







真ん中の盛ってあるのはダムではなく、ただの土です。




きっとここら辺にダムが埋まってます。




・・・・たぶん。







砂川地下ダムの時もそうだったのですが、ダムが見えたときの「ダムだーーーー!!」感が何にも無く、この時も見事に車で通りすぎました。




そんなここのダムの名前は・・・







・・・




・・・




・・・













プジョー所沢ダム倶楽部 活動報告13
皆福地下ダム(みなふく)










こちらの皆福地下ダムは、宮古島の地下ダムの中で古く、1977年に着工し1979年に地下ダムとして完成しました。

このダムが出来るまでは地下ダムとしての情報データがまったく無く、皆福ダムはいろいろな工法を採用し、ひとつひとつ比較検証試験を行いながら建設された実験地下ダム。

建設された後は揚水試験を行い、ダムの止水機能や琉球石灰岩の貯留効果などを調べたりと沢山のデータを取ることが出来たため、他の2つの立派な地下ダムが出来たともいえます。


そう、このダムは地下ダムの基礎となる大変重要な地下ダムなのです!

ですが残念なのが、大変重要なダムと言ってもまったく見えないところ(汗)








そして、この皆福地下ダムには宮古島の人々の生活をガラリと変えたエピソードも。


前回もご説明いたしましたが、「宮古島はさんご礁が隆起した島」と言うこともあり、化石化したさんご礁は琉球石灰岩と呼ばれ、スポンジ状の穴がぽつぽつと空いた岩になります。この琉球石灰岩は透水性が高く水が通り抜けやすい地質です。

さらに、雨が多く降る島で、台風やスコールなどが多く、東京の年間平均降雨量が1600~1700mmに対して宮古島は2200mmと多くなっております。

そして何より宮古島は年中暖かい亜熱帯気候。

つまりなにが言いたいのかというと、雨が多く降るわりに地質の影響により地上に降った雨の内50%は地層を通り、海へ流れて行ってしまい、40%は亜熱帯気候のため蒸発してしまいます。残りの10%程度の水で人の飲み水、植物への農業用水に使用しなければなりません。


昔の宮古島の人たちは飲み水のため、作物のために雨水を瓶に溜めたり、井戸で水が汲める場所まで何度も取りに行ったりと、かなりの重労働をしなくてはなりませんでした。しかも水を汲みに行くのは女性や子供の仕事だったそうです。




そこで、この窮地を救うため建設されたのが皆福地下ダムなのです。




皆福地下ダムが出来るにあたって、ハワイ州ホノルル市水道局水利地質技師だったジョン・F・ミンク氏が宮古島に訪れ、宮古島には相当量の地下水があると言う水資源についての報告書を提出し、宮古島とハワイの気候、雨量等を比較、島の地質を調査し、宮古島の地下には多量の水があるのでそれを上手く利用して開発をすることによって干ばつの不安を無くすことが出来る。と公演したことと、1972年に本土復帰を契機に「畑に水を若人に夢を」をスローガンに島民が集結し、国や県など関係機関に繰り返し陳情し、それにより皆福地下ダムが建設されたのが始まりです。


この皆福地下ダムが建設されたおかげで、さらに大きな地下ダムも建設され、飲み水や農業用水が確保出来たことにより、干ばつ被害にあったサトウキビは復活を果たし、畑を増やしていき、現在では葉たばこやマンゴー、かぼちゃなどの野菜も生産しております。

全てはこの皆福地下ダムのおかげなのです。












そして、この皆福地下ダムがある場所には、世界初の地下ダムが建造されたことや、宮古島の水資源を確保出来たことへの記念などの意味を込めて皆福地下ダム公園があります。




公園の中央には大きな噴水や





プジョー所沢ダム倶楽部 活動報告13
この大きさ!







プジョー所沢ダム倶楽部 活動報告13
宮古島の民俗芸能「クイチャー」を踊る姿が赤レンガで作られていたり





プジョー所沢ダム倶楽部 活動報告13
宮古島の牛や馬の彫像が設置されていたりと、かなり広い公園だなと感じました。









そして、地下ダム公園にはダムが出来るまでの経緯や宮古島の歴史、地下水の情報などが書かれたものが・・・







プジョー所沢ダム倶楽部 活動報告13

てんてんと・・・・






プジョー所沢ダム倶楽部 活動報告13
・・・・・あれ?・・・・






プジョー所沢ダム倶楽部 活動報告13
・・・・・






プジョー所沢ダム倶楽部 活動報告13
・・・・・






風化してる・・・・・






え~、いろいろな情報が書かれていたであろう物が沢山ありました(汗)







いったい何が書かれていたのか気になります。残念。







ちなみに宮古島では2010年より毎年、宮古島の水に関する歴史、地下ダムの仕組みなど宮古島の水事情を広く知ってもらい、理解を深めるための「宮古水まつり」を開催しており、いつもは地下ダム資料館付近で開催をしていたのですが、2017年では皆福地下ダムが着工してから40年になると言う事もあってか、この時は皆福地下ダム公園で大型プールやウォータースライダー、流しそうめん、民謡やエイサー、創作ダンスなどが行われ、大勢の方で賑わったようです。
プジョー所沢ダム倶楽部 活動報告13








そして、今回ゲットしたダムカードは・・・・



こちら!!




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プジョー所沢ダム倶楽部 活動報告13
やはり!


ダムが見えない!


赤い線!







こちらの写真をよく見てもらいますと





プジョー所沢ダム倶楽部 活動報告13
地下ダム公園のすぐ横がダムのコンクリートが埋まっているのが見てわかります。
(赤い線が地下ダム)









そして裏面のダム情報はこの様になっております。



プジョー所沢ダム倶楽部 活動報告13
宮古島のインフラを支える素晴らしきダム。


このダムのおかげで今の豊かな宮古島の生活がある。と言ってもおかしくないくらい重要な存在であるのは間違いないでしょう。




ダムありがとう。










それではまた~~~