こんにちは、細川です。
気が付けば春の風がそよぎ、スギ花粉症がメインの私はマスクも取れる時期になりました。
・・・と思っていたら、早くも今年二回目の風邪でマスクに逆戻りです。
さてさて本日は、車の環境性能についてのお話しです。
概要を先に言いますと・・・
地球温暖化の主な原因とされている自動車の排気ガス(CO2)。
メーカーはその排出量を出来るだけ少なくしなさいよ。というもので、欧州は特に規制の厳しさで有名です。
主に、1km走るごとに何gのCO2を排出するか、という『g/km』という単位で現されます。
とはいえ、日本ではいわゆる『リッター燃費のL/km』という言葉がもてはやされているので馴染みがない方も多くいると思います。
以下の表をご覧ください。
2016年4月 JAF MATE より抜粋
こちらは、先日オーナー様より教えていただきました、JAFの広報誌の記事です。
上の線が、2015年のCO2の規制値
下の線が、2021年のCO2の規制値 です。
線よりも下に位置しているメーカーの方が1台ごとの平均CO2排出量が少なく、環境性能が優れていると言えます。(2014年現在)
そしてプジョーは・・・線よりだいぶ下の方に!!
ということは『プジョーは全体としてのCO2排出量が低い、環境性能に優れた車を生産しているメーカー』ということが言えます。
もちろん2021年規制に向けても既に動きを進めておりまして、
2014年後半からは1.2L新エンジンの導入
2015年からは1.2Lターボ新エンジン導入
同じくEMP2、新プラットフォームの導入で
確実に、軽量化と、CO2排出量削減を意識したラインナップを拡充しています。
これからも世界のCO2排出量の規制は厳しくなっていきますが、
それもメーカーの技術進歩の原動力の一つだと思います。
ぜひ皆さんも、『リッター燃費』だけでなく、『CO2排出量、g/km』も少し気にしてみて下さい。