こんにちは、サービスの櫻庭です。
今回は今年の干支の猿にちなんで恵比寿にあるスペシャルティコーヒー専門店の猿田彦珈琲さんのご紹介です。
珈琲業界でも有名なお店ですので知っている方も多いのではないでしょうか。実は自販機やコンビニに並んでいるジョージアの缶コーヒーの一つ、ヨーロピアンの監修も勤めているのです。
猿田彦珈琲は2011年に恵比寿に1号店がオープン。その後、調布に2号店のアトリエ・仙川がオープンしました。
すぐに日本におけるサードウェーブコーヒーの先駆けと言われるほどの人気店になり、ジョージアとのコラボが実現できるほどの実力派なお店です。
ちなみに名前の由来は三重県にあるサルタヒコノカミを祀っている猿田彦神社から取ったそうです。このサルタヒコノカミは道や旅の神様だそうで、商売にも縁起が良さそうですね。
では店舗の紹介を。
恵比寿店は恵比寿駅から徒歩5分ほどで着くのでアクセスは良いのですが店内は狭く、入って右手に一人用のカウンター席が4席、左手にテーブル席が4席、突き当たりにレジというレイアウト。
こちらが外観です。
中にはマグカップ等のグッズや各種珈琲豆の販売スペースもあるのでお土産も充実してます。
店員さんの接客もとても教育されていて挨拶も明るくて爽やか、オーダーを待っているお客様に対しても細かい心配りが感じられてとても良いです。
ドリップコーヒーのメニューです。
シングルオリジンには最高品質を表す「JEDI」(ジェダイ)の文字がありますね。この表記も猿田彦珈琲さんの特徴です。
こちらはエチオピアのコカーナです。
猿田彦珈琲さんのコンセプトである「たった一杯で幸せになるコーヒー屋」の通りとても幸せになるコーヒーでした。
まずコーヒーから香るその芳醇なアロマがとても印象に残っています。コーヒーの歴史の原点とも言えるエチオピアのコーヒーのバランスのいい酸味と苦味が雑味なく抽出されていてとても美味しいです。
飲み終えるとカップの底に挽いたコーヒー豆の粉が残っているのに気がつくと思います。これは金属フィルターを使って抽出すると多く見られる現象です。一般的なペーパーフィルターでの抽出だとまず間違いなく豆がコーヒー液に残ることは無いです。
お手軽なペーパードリップももちろん良いのですが、ペーパーフィルターだと味わえないコーヒーオイルが金属フィルターだと抽出できるので口当たりが滑らかになりさらに美味しくなります。前回の森彦さんのネルドリップと同じですね。
この様に抽出方法にも猿田彦珈琲さんの一杯で幸せになるコーヒーというこだわりを感じますね。ただ金属フィルターですと、ペーパーよりもどうしても抽出に時間がかってしまうので少し待たされても美味しいコーヒーを淹れてくれている証拠なのでその待ち時間も楽しみましょう。
この日はお土産にシングルオリジンのグァテマラとオリジナルブレンドの猿田彦フレンチを買いました。
猿田彦珈琲さんのこだわりの最高品質の豆なのでどちらもとても美味しくいただきました。猿田彦フレンチは深煎りのフレンチローストなのでアイスコーヒーで飲んでも相性抜群でした。もし購入された方は水出しアイスコーヒーもお試しください。
では今回はこの辺で、櫻庭でした。