おはようございます。こんにちは。こんばんは。サービスメカニックの大室です。
お盆休みも終わり、夏ももう終盤。
残暑が残る中、徐々に気温も下がっていき暑苦しさもだんだん和らいで秋が見えてまいりました。
そして涼しさと蚊も出てきました。
わたくしは毎日工場で作業しながら蚊と戦っております。
もーーーーやだ!!蚊め!!!
さて、今回のブログですがタイトルの通り、火災事故になりかけたことをお話したいと思います。
それは、以前お客様のお車で運転席のシートヒーターが効かない、焦げた臭いがしたとのことで点検いたしました。
結果、シートの各部を点検したところシートの下にあるヒーターユニットがショートを起こし、それが焼け焦げてシートーヒーターが効かなくなり臭いが出ていると確認。
ヒーターユニットを交換すれば直ると判明したのですが・・・
しかし、
あることに気がつきました。
それはこれ
タバコの吸殻!!!
正直かなり驚きました。
火がまだ付いていたであろうタバコがシートの下に落ち、フロアマットの上でカーペットを燃やしてタバコの回りが溶けてしまっています。(写真では灰が落ちている部分が溶けております)
大変危険なことです。
もしもこのタバコの火が燃え広がり、ガソリンタンクのガソリンに引火したらと思うと恐怖でしかありません。
ヒーターユニットのショートによる引火の可能性もありますが、タバコの火の場合直接タバコに火がついていますのでさらに危険です。
今回、幸いなことにタバコの火は燃え広がらずに消えていたので良かったのですが・・・・。
念のためですが、
車両に使われている内装パーツは基本的に難燃性の物を使用していますので大きく燃え広がることはないと思いますが、シート下などにティッシュボックス、ペットボトル、靴、雑誌、芳香剤、脱臭剤などの物が入っていたとすると燃え広がる可能性もあります。また、ペットボトル、ボールなどの転がる物も運転席のペダルに挟まったりすると大変危険なのであまり物を置かないようにしましょう。