皆様こんにちは!
サービス花田でございます。
今回は盗難防止ロックキーに関してご案内したいと思います。
さて皆様は上記写真の金属の塊のような物をご覧になった事がございますでしょうか?
全てのプジョー車に付いている訳ではございませんが、かなりの車両で使用されています。
用途はどのような物かといいますと、一本のタイヤに対して4本もしくは5本のボルトで車両に取り付けられておりますが、そのうち一本だけ特殊なボルトを使用しております。
その名の通り、ホイールを盗まれないように特殊なアタッチメントを使用しないと、その特殊なボルトが外せない仕組みになっております。
上記の写真のように右側のボルトに半円状の切込みが4つあり、それに対してぴったり合うように左側のアタッチメントが作られております。
盗難防止の名前の通り、車両一台一台切込みの位置が違っていて見た目は同じでもその車両にしか使えない仕組みとなっています。
しかしながら、点検や、夏、冬タイヤなどの入れ替え等何度も付け外しをしているうちに上記写真の赤丸部分のように半円状の切込みが広がってきてしまうケースがあるのです。
またこれも何度か使用しているうちにアタッチメントのピンが潰れてしまったり右下の赤丸のように、ピン自体が取れて無くなってしまうケースもあるのです。
こういったケースをなるべくおきないようには上記のようにボルトに対して真っ直ぐアタッチメントを取り付け、エアーツール(インパクト等)などは使用しないで綺麗に力をかける事が重要になってきます
先程事例にあげたように、ボルトもしくはアタッチメントが破損してしまうと、最悪タイヤの取り外しができなくなってしまう事もございます。
その為、アタッチメントの保管及び使用に関しては十分注意しないとならないのです。
当店の今年の冬タイヤから夏タイヤへの入れ替えは大体終わりつつありますが、数件はこのボルト等の破損により、一般方では取り外しが不可能になった方もおられました。
個人的な見解ではありますが、ボルト及びアタッチメントが破損しかかっている方は無理に使用しないで、通常のノーマルボルトに変更する事をお勧めしたいと思います。
ご不明点などございましたらお気軽にサービススタッフ宛までご相談下さい。宜しくお願い致します。