おはようございます。こんにちは。こんばんは。サービスメカニックの大室です。
前回のブログより約1ヶ月ぶりのブログ更新になります。
この時期は1ヶ月も経つと気温の変化もかなり変わるもので、
9月始めはまだまだ暑かったのに今は気温もグンっと下がり、少し肌寒い日が続いております。
丁度季節の変わり目ですので体調を崩さないように気を付けましょう。
さて今回のブログも前回に引き続き「誰でも出来るプジョーメンテナンス術」をご紹介したいと思います。
今回のメンテナンス術は、誰でも出来る各部の増し締め!です。
ここで言う増し締めとは、緩みかかったネジなどを締めなおすと言う事です。
普段なげなく開け閉めしているドア、リヤハッチ。シート位置の調整レバー、ドアミラーの開閉部などなど、、、
動かすところが沢山あります。
でも、毎回毎回動かしていると当然ずれが生じたり、ネジが緩んできたり、ガタが出てきたりもします。
そこで今回は206、307でガタやズレなどの緩みがおきやすい場所をいくつか紹介していこうと思います。
まず始めは上の写真をご覧下さい。
これは206のリヤハッチのロック部分になります。
この部分は長い間開け閉めをしていると、ハッチの重みで徐々にネジが緩んでロック部がずれてしまい、
最終的にはハッチがしっかりと閉まらなくなり、半ドア状態で施錠することが出来なくなってしまいます。
この様になってしまう前にきっちりと点検、確認をして、緩んでいるようならば増し締めをしておきましょう。
次の写真もドアのロック部分になりますが、こちらも206、307などに緩みが出やすい場所なので増し締めをしておきましょう。
ここの場所も206、307共に非常に緩みやすく、よくガタガタになっていることがあります。
写真は307のレバーになります。
307はこの場所を増し締めする場合は、まずキャップを小さいマイナスドライバーなどで開けてから中にあるネジを2本締めればガタ付きはなくなります。
206の場合はレバーの取り付け部のところに穴があり、その奥にネジがありますのでドライバーを入れれば増し締めができます。
※注意※
ちなみに・・・・・
今回紹介した増し締めポイントに使用されているネジは、トルクスネジと言われるネジを使用していますので
プラス、マイナスドライバーでは締めることは出来ません。
最近ではトルクスネジを締める工具はホームセンターなどで売られておりますのでそちらで購入することが可能です。
(トルクスの工具を買う場合は、T20とT30と表記されている物を揃えればOKです。)
いかがだったでしょうか?
そのほかにもいくつか増し締めポイントはございますが、今回はここらへんで。
ぜひ、車に乗り降りするときに紹介したポイントを触って確認してみましょう。
もし、その他に解らないことなどございましたらお気軽にご連絡、ご相談いただければと思います。
それでは、また。